今日は、
お稲荷さん参拝で大切にされている
「稲荷祝詞(いなりのりと)」について
お話ししたいと思います。
お稲荷さんは何の神様?
実は、
「お稲荷さん=狐」
と思われている方も多いのですが、
狐は神様そのものではなく、
神様のお使い(眷属)と言われています。
一般的に、
お稲荷さんでお祀りされているのは、
「宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)」
という神様。
この神様は、
・食
・命
・豊かさ
を司る神様とされ、
昔から
・五穀豊穣
・商売繁盛
・金運
・家内安全
などのご利益で信仰されてきました。
稲荷祝詞とは?
そんなお稲荷さんへ
感謝と祈りを届ける祝詞が、
「稲荷祝詞」
です。
古くから、
商売繁盛や繁栄を願う時に
奏上されてきた正式な祝詞になります。
特に大切なのが、
お願いだけで終わらせないこと
お稲荷さんは、
✔ 日々の努力
✔ 誠実さ
✔ 感謝
✔ 覚悟
を大切にすると言われています。
だからこそ、
「叶えてください」
だけではなく、
「今あるご縁に感謝します」
「自分も行動します」
そんな気持ちを込めて唱えることが
大切なんですね。
稲荷祝詞
掛巻も恐き
(かけまくもかしこき)
稲荷大神の大前に
(いなりのおおかみのおおまえに)
恐み恐みも曰く
(かしこみかしこみももうさく)
朝に夕に 勤め務る
(あしたにゆうべに いそしめつとむる)
家の産業を
(いえのなりわいを)
緩ぶ事無く 怠る事無く
(ゆるぶことなく おこたることなく)
彌奨に 奨め給ひ
(いやすすめに すすめたまい)
彌助けに 助け給ひて
(いやたすけに たすけたまいて)
家門高く 令吹興給ひ
(いえかどたかく ふきおこさしめたまい)
堅磐に常磐に 命長く
(かきわにときわに いのちながく)
子孫の 八十連属に至まで
(うみのこの やそつづきにいたるまで)
茂し 八桑枝の如く
(いかし やくわえのごとく)
令立繁給ひ
(たちさかえしめたまい)
家にも身にも 禍神の禍事あらしめず
(いえにもみにも まががみのまがごとあらしめず)
有過犯すことの有むをは
(あやまちおかすことの あらんをば)
神直日 大直日に
(かむなおい おおなおいに)
見直聞直座て
(みなおしききなおしまして)
夜の守 昼の守に
(よのまもり ひのまもりに)
守幸へ給へと
(まもりさきわえたまえと)
恐み恐みも申す
(かしこみ かしこみも もうす)
最後に
祝詞は、
ただ“願いを叶えるため”だけのものではなく、
自分自身の心を整え、
感謝と覚悟を神様へ届けるもの。
お稲荷さん参拝の時は、
ぜひ深呼吸をして、
感謝の気持ちと共に
この祝詞を唱えてみてください。
もしかすると、
止まっていた流れが動き出したり、
新しいご縁や直感が
やってくるかもしれません。


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